槍ヶ岳山荘・槍沢ロッヂ・南岳小屋・大天井ヒュッテ・岳沢小屋の5つの山荘のWEBサイトです

BLOG槍ヶ岳山荘のスタッフブログ

トップページ > スタッフブログ > 槍ヶ岳山荘のスタッフブログ > 秋は何処へ

2024年の営業について

槍ヶ岳山荘グループの山小屋を利用される方は必ずご一読ください。

秋は何処へ

 秋の始まりを感じ始めつつ200人余りのお客様を迎えていたのがつい一か月前のこと。今では秋をすっ飛ばし、すっかり全てが凍てつく世界となりました。

日付が変わったころは氷点下4度だった気温は右肩下がりで氷点下8度まで低下。風速20メートルほどの爆風も相まり体感気温はそんなものではありません。

   

 

 

 

 昨日から降り始めた雪は小屋の玄関先で30㎝程、吹き溜まりでは50㎝~1m程の箇所もあります。風の影響で一部雪は飛ばされているので稜線から下りれば積雪はもっと多い可能性もあります。

凍てつく投雪機。比較的穏やかな信州側でさえこの有り様。

飛騨側はというと。

叩きつける爆風によりものの数秒で指先の感覚が麻痺。写真どころではありません。

営業も残すところ2週間となり、こんな状態なので専ら館内での小屋閉め作業に勤しんでいるわけです。小屋閉め作業と一括りに言っても洗濯や掃除、雪かきや小屋まわりの備品撤収など多岐にわたります。小屋開けでは雪かきをして冬戸を外しインフラを整え少しづつ生活しやすい環境になっていくのですが小屋閉めの作業内容は概ねその逆再生なので少しづつ暗く寒く生活しずらい環境になっていきます。

館内中の布団のシーツを洗濯し付け直した上で結露や霜で濡れてしまわないように梱包します。
シーズン中外に置いてあったベンチやタンクも室内へ運び込みます。数年前このオレンジのベアタンクを見たお客さんが「ハロウィン仕様だ!」と仰ったことをこの時期になると思い出します。ご不便をおかけしていることと思いますが、ご理解いただけると幸いです。

覚悟はしていたものの想像よりも早い冬の到来にご予約をキャンセルなさった方もいらっしゃいます。また来年の夏にお会いできればと思います。今シーズン残り僅かとなりましたがこれからいらっしゃる方におかれましては耳にタコができるほどの再三の注意喚起で恐縮ですが、天候や装備をじゅうぶんにご確認のうえお越しください。