2024年の営業について
南岳小屋は南岳直下、広い稜線上に建つ小屋です。槍ヶ岳から大喰岳、中岳、南岳と三千メートル級の山々が続き、有名な大キレットを越えて穂高連峰へと連なっています。
南岳小屋は、大キレットを真近に見渡す絶好のロケーションで、槍・穂高への展望は素晴らしく、写真撮影をする人には最適な小屋です。
また、槍沢に下るコース上の天狗池付近は、夏には"池に映る槍"を、秋には"紅葉と槍"を楽しめます。
南岳小屋ではライブカメラと気象観測装置を設置しています。南岳小屋の「今」をご覧ください。→「ライブカメラページへ」
ご宿泊の方は宿泊カードへご記入の上、手続きをお願いします。
ご予約をいただいたお客様もご記入をお願いします。
テントの受付もフロントにて行っております。
webでご予約の方は宿泊カードを印刷してきて頂くと受付がスムーズに行えます。
チェックイン 12:00 / チェックアウト 8:00
南岳小屋オリジナル商品の販売を行っております。Tシャツ、手ぬぐい、バッチ、キーホルダー等、ここでしか手に入らない商品を扱っております。
大部屋
個室
客室は大部屋でのご利用が基本になります。
個室は6畳の和室が2室ございます。ご利用につきましては当日のご到着順の受付とさせていただきます。
尚、個室ご利用の際には、宿泊料金とは別に個室料をいただいております。
【個室料】6畳 5,000円(最大5名様)/ 8畳 10,000円
正面玄関を入っていただき、すぐ左側にございます。ご宿泊者の朝食・夕食はこちらで召し上がっていただきます。
朝食時間:5:00ごろより(ハイシーズン・7~9月)
夕食時間:17:00ごろより(ハイシーズン・7~9月)
※朝食・夕食時間は朝日夕日の時間に合わせて多少前後します。
※お食事の時間につきましては、ご到着の際、フロントにてご案内いたします。
素泊りの方の自炊スペースがあります。
調理器具などは一切ありませんので、ご自身で御用意ください。又ゴミは全てお持ち帰りいただきますようお願いいたします。
玄関ホールや外テーブルで軽食を召し上がっていただけます。フロントにてお申し込みください。
カレーライス、ハヤシライス、ラーメン、ちゃんぽん、パスタなどの軽食は10:30~13:30までお召し上がり頂けます。
山小屋にご宿泊いただいた方のみご利用いただけます。
衣類などはお客様自身で管理をお願い致します。
乾いた衣類は早めにお持ちいただくようにお願い致します。
テント泊装備を干すのは禁止です。
天気の良い日はヒーターの稼働はなく送風のみとなります。
更衣室は乾燥室内にご用意しています。
オフシーズンにご利用いただけます。
南岳小屋本館の北側(南岳山頂側)に別棟となっています。入口は本館側の2階にあり、はしごを上っていただいた所になります。
微生物を利用したおがくずバイオトイレがございます。
男性・女性用ともに洋式タイプのみになっております。
テント泊・通過者用のトイレは別棟(冬季小屋内)にご用意しています。
ご宿泊の方には飲料水(天水)を無料でご提供しております。それ以外の方は有料になります。
南岳小屋は天水(雨水)のみでまかなっており、お水は大変貴重です。御理解と御協力をお願いいたします。
NTTドコモとAUの携帯電話は小屋内でご利用可能です。
au、ソフトバンク等の携帯電話は、小屋内では通話できませんが、周辺の高台(常念平、南岳山頂、獅子鼻等)で通話可能な場合もあります。詳しくは、南岳小屋までお問い合せください。
通過・テント泊者用に有料の充電スペースをご用意しています。(30分100円 6:00~20:00)
小屋泊のお客様は2F充電スペースを無料でご利用いただけます。(16:00~20:00)
充電器・コードは各自でご持参ください。
携帯電話の電波状況
【小屋内】ドコモ:〇 / AU:〇 / ソフトバンク:× 【小屋周辺】ドコモ:〇 / AU:〇 / ソフトバンク:△
標高3033m、日本第18位の標高を誇る3000m峰。
北に槍ヶ岳、西に笠ヶ岳、東に常念岳、南に穂高岳、と北アルプス南部の
名峰を眺められる360度の眺望が楽しめます。(南岳小屋から徒歩5分)
大キレットを眼前に望む断崖上の展望台。
写真撮影の絶好のポイントです。
ただし、足元には十分ご注意ください。(南岳小屋から徒歩1分)
南岳小屋東方の展望スポット。
広い台地となっているのでノンビリと寛ぐのにちょうど良く、ご来光を眺めるにもおすすめのポイントです。(南岳小屋から徒歩2分)
小屋の前に広がるキャンプ場は槍穂高の稜線で唯一と言える伸びやかな地形の広がるキャンプ場。夕陽を眺めるのにも最適な場所です。(南岳小屋から徒歩5秒)
国内屈指の岩稜ルート。北穂高岳までの3時間は岩場に次ぐ岩場の連続で、岩稜歩きが大好きな登山者の登高欲を存分に満たしてくれるはず。
(南岳小屋から北穂高小屋まで3時間、経験者向きのルートです)
数万年前に作り出された数々の氷河地形が点在し、槍ヶ岳を投影する氷河湖である天狗池はポスターやカレンダーでも有名で、絶好の撮影ポイントとなっています。秋は紅葉の名所として、おおぜいの登山者が訪れます。(南岳小屋から徒歩1時間)
なだらかな地形の広がる南岳小屋周辺は雷鳥も複数の群れ(家族)が暮らしています。
夏になると、南岳山頂~小屋周辺では毎日のように雷鳥親子がエサ(高山植物)をついばむ姿が見られます。
早めに小屋に着いたら耳を澄まして周辺を散策してください。ヒナの鳴き声が聞こえたらきっと近くで姿が見られるはずです。