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氷河公園残雪状況

西日本も梅雨明けし、今週末の登山に向けて残雪状況の問い合わせが増えているので、現地へ行ってみてきた様子をお伝えいたします

まずこちらは天狗池近くの丘の上から見た槍沢上部の全景です
まだ雪があるように見えますが、実際はルート上にはそれほど雪はありません
一ヶ所だけ急斜面に残る雪もスタッフが頻繁に雪切り作業に出ているので安心
なはずですが、先日のシンガポール人のように少しの雪でも動けなくなって18:30に救助要請、小屋への収容が22:30などという事案も発生しています
我々の様に1年のうち三分の二も雪の中で生活している人間の感覚と一般登山者の感覚にはズレがあるのかもしれません。まだ多少ですが雪はあります。雪に不慣れな方、心配な方はまだしばらくはアイゼン等の滑り止めがあったほうがいいのかもしれません

こちらは天狗池付近の様子です

槍沢方面から天狗池へ向かうとこのように斜面を下ってくる必要があります
割りと傾斜はあります、これくらいならアイゼン無くても行けるでしょう、と我々は思うのですが、やはり心配な方は軽アイゼン等滑り止めがあったほうがいいのかもしれません(来週の3連休の頃まで)

ちなみに冒頭の池は天狗池の東50m程の場所にある「偽天狗池」
こちらは例年早い時期から池が出現するので、天狗池が出現しそうな7月末頃まではこっちへ来てみるのもいいかもしれません

天狗池からひと登りして、氷河公園上段まで来るとまだけっこうな雪が残っています
残雪と槍ヶ岳を撮影するには絶好の場所です

ここはカール(氷河圏谷)の底の部分に雪が残っているだけで傾斜はないので、滑る心配はないと思います(我々の感覚ですが)
ただ、けっこうな距離の雪田を横断するので視界が悪いとルートを見失いやすいので、目印用の旗竿を立てています
槍沢~氷河公園~南岳に残る雪はこの2ヶ所だけです
例年に比べると半月ほど雪解けが早いのでいつもと比べると安心して通行できると思います

どうぞ楽しい夏山登山を!