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南岳新道はアイゼン等お持ちください(来週の3連休頃まで)

今日予定のヘリ荷上げが遅れるということで、時間が出来たので南岳新道の様子をチェックしに行ってみました
※昨日のブログでは南岳新道は雪が少なくアイゼンも不要と書きましたが訂正します(昨日の記述は削除済)

問題となる雪渓箇所は例年より短めとはいえ、やっぱりなかなか危険な雪渓でした
これではアイゼン無しでは絶対に滑落→重傷か死亡となるので、雪切り作業を行いました

今日の時点では直角に雪を切ったのでアイゼン無しでも通過できますが、数日経過すると雪も融け、この角度もなるくなって滑りやすくなります
今週末~来週3連休にかけて南岳新道を通行予定の方はアイゼンなどの滑り止めを携行してください

なお、南岳新道はこの雪渓を除けば、上部の方の道はまだマシなのですが、下部の樹林帯の道はかなり荒れています

新穂高温泉から南岳新道経由で一日で来られるという予約をたくさんいただいています。新穂高~南岳新道は確かに最短ルートではありますが、最短ということは「キツイ」ルートということを念頭にご利用ください
また下部樹林帯では木の階段などの劣化も進み、けっこう荒廃しています
どうぞ、「キツイ」「荒れてる」ということを肝に銘じて登ってきてください
 (そういう心構えで登れば楽しいコースと思います♪)
また下りでの利用は一層注意が必要です
特に初めて槍ヶ岳に登るというような人が南岳まで足を延ばして南岳新道で下ろうと思うと間違いなく苦戦します、南岳新道は健脚向き・経験者向きのハードコースです
あまり体力や技量に自信のない方はどうぞ無難に飛騨沢から下りてください(新穂高へ下山の場合)

今日の作業中に通過された3人組も、お二人は山慣れた感じの方でしたが、お一人はなかなか初心者っぽく、「この先は大変ですよ、気を付けて下りてください」とアドバイスしておきました

この南岳新道は1998年の群発地震で旧道が崩落して、1999年に新しく開設した登山道ですが、それから30年近くが経過し、木道や木の階段が朽ちてきてかなり歩き辛い状態です
登りで利用の場合はあまり気にならないところも、急坂続きの下り坂では滑りやすくけっこう危険です。登りでも下りでも、とにかく心して登り下りしてください

雪渓の近くのお花畑は見頃を迎えてました