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2024年の営業について

槍ヶ岳山荘グループの山小屋を利用される方は必ずご一読ください。

各箇所の整備、進んでいます!

こんにちは!槍沢ロッヂ勤務の新人、佐藤です。
今年は新型感染症の影響で少々例年と異なる出だしでしたが、雄大なる北アルプスの地で毎日元気に働いております!
ここ数日天気の良い日が続いたため、一ノ俣と二ノ俣の橋の塗装に出かけました。

一ノ俣の橋,厳しい冬を超え木材の傷みが目立つ

先輩の千葉氏と共に防腐剤を塗ること4時間、白んだ木目は塗料でコーティングされ、黒々と力強い見た目になりました。

活性炭のように活き活きとした一ノ俣の橋,もう何人乗せても大丈夫だぞ

そうそう工事が出来る場所ではない分、毎年のメンテナンスを欠かさず、長く大事に使うことが重要になるんですねという話をしたところ、「あの橋は君が生まれるより前からあるんだから、橋さんと呼ばなあかんで」と。
橋さんいつもありがとう(^^ゞ

また、先日お伝えした通りババ平の雪も完全に溶けたため、トイレと管理棟の整備にやってきました!

ババ平テン場から臨む東鎌尾根,圧巻の一言に尽きる
テン場に道標を立てる,これでもかと足元に砂利を積まれる

同時にトイレのソーラーパネルも取り付けます。屋内を清掃後、ずっしりと重いパネルを3枚、屋根の上に持ち上げコードを繋いだら完了です。夜間でもトイレに明かりが灯ります。

屋根の上でパネルを待つ千葉氏,引き締まった筋肉を有する腕がたくましい
人類の英知の結晶ともいえるソーラーパネル,半年ぶりの日光に喜びを隠せない

下界ではまだまだ予断を許さない状況ですが、小屋では着々とお客様を迎える準備が整ってきております。新型感染症の少しでも早い収束を願いながら、皆様に安心して登山を楽しんで頂けるよう、準備を続けてまいります!