2026年の営業について
2026/08/04

10日間ほど雲や霧の多いスッキリしないお天気が続いていましたが、ようやく東北・北陸も梅雨明けとなり、北アルプスもお天気が安定し、台風13号のおかげもあってお盆休みにかけては晴れの日が続きそうです

7月下旬から忙しい日が続いて、なかなか小屋を離れられませんでしたが、山の日~お盆前の平日ということで、人の流れも一段落したので天狗池の様子を見にいってきました

南岳小屋の利用者の4割ほどが通る天狗池・氷河公園コース
ハイライトは何といってもこの天狗池
槍を投影する風景とノンビリ過ごせる雰囲気が人気です

こちらは昨日の南岳小屋の予約をキャンセルして殺生小屋に泊まった4人組
「南岳小屋の人?私、昨日キャンセルした…」
「ああ、Oさん!!」
「キャンセル料、今払ってもいいかしら?」
というので、期せずして集金ハイキングとなりました(笑)

槍沢から氷河公園にかけてはチングルマの綿毛が見頃になってます
そこらじゅうにひろがっていますので、良い写真を撮ってください

槍と一緒に撮ろうとすると順光になってしまうのですが、チングルマの綿毛は逆光の方が綺麗に撮れますね

天狗池というのは2年前の氷河が削り取った末端に堆積したモレーン(氷河堆堤)のくぼみに水が貯まる氷河湖です

また、天狗池の周辺には羊背岩と呼ばれる氷河の底に削られ磨かれた岩や、氷河に含まれた岩が擦ったあっと(氷河擦痕/ひょうがさっこん)が見られたり、氷河地形がたくさん残っているので「氷河公園」と呼ばれています。のんびり歩きながらそんな地形を観察してみてください

なお、池と槍を確実に見たいなら朝の早い時間がおすすめです
日が昇り、気温が上がるとどうしてもガスが湧きやすくなります
槍沢ロッヂを起点とするなら、5時にロッヂを出発して8時までには、
槍ヶ岳山荘や南岳小屋を起点とするなら、6時に小屋を出て8時には着きたいところです
誰でも北アルプスのカレンダーのような写真の撮れる天狗池、ぜひ訪ねてみてください