2026年の営業について
2026/08/03
こんにちは、南岳小屋新人の高野です。
あっという間に7月も終わってしまい、まだ始まったばかりの夏山シーズンの終わりを早くも考え始めている私ですが、みなさまはいかがでしょうか?
さて、本日は前回の私のブログに引き続き、新人男が歩いてみて感じたことを書いていきます。
舞台は大キレットです。恥ずかしい話ですが私、南岳小屋に勤務しているにもかかわらずこれまで大キレットに挑戦したことがございませんでした。いつも獅子鼻から大キレットと穂高を眺め「かっこいいなぁ~」なんて思っていましたが、ついにその日が来ました。久しぶりにガスもなく太陽が出ている2日の午前に4時間の休憩をいただき、いざ行って参りました。

南岳小屋からキレットに向かうスタート地点です。ここからキレットを挟みそびえ立つ穂高はとても迫力があります。

南岳小屋から下って10分程の場所からの景色ですが、かなり傾斜がある岩場を下りていくのでたった10分でも見える景色が全く違います。

行程の半分を過ぎた辺りで長谷川ピークに到達します。この辺りから足場が靴一足分程しかない箇所がいくつか出てきます。高度感がありますが、そういった場所には鎖や足場などが取り付けてありますので落ち着いていけば問題ございません。



長谷川ピークから南岳側を撮ってみました。稜線歩きの良い所は振り返っても素晴らしい景色が広がっているところです。疲れた分だけ自分が歩いてきた道が広がっているこの感じが私は大好きです。自分が作り出した景色くらいに思ってしまっています。

北穂高岳山頂からの景色です。ここを歩いてきたのかと思うと大きな達成感があります。
色々な方から大キレットの特殊さや過酷さを聞いていたので、私の中では超特大キレットくらいになってしまっていました。実際腕と足だけでなく体全体を使う場面があったり、垂直に近い岩を登らなければいけなかったりと、噂通りの過酷さが大キレットにはありました。
しかし、どれも焦らずに落ち着いて行動をすれば対処できるもので、必要なことは万全な体調と装備、持ち物で挑むことだと実感しました。みなさまも大キレットに挑戦する際は知識、技術、体調をしっかりと整えてください。
些細なことでも不安があれば私に話しかけてみてください。みんなで正しく恐れましょう!