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少しでも事故が減るように

昨日は朝から晴れとの予報だったので、地震で手直しが必要な重太郎新道の偵察と補修に出かけました。ちなみに地震ですが、一時落ち着いていたのですが、最近少し増加傾向です。一日に体に感じる地震は10回以上、最大震度は2ぐらいです。(これは岳沢小屋周辺で感じる回数です、上高地など少し離れると全然感じないということもあるようです)

脇本氏が持つのはストックではありません、大バール(6キロ?)です

登山道の状況は先日のブログに書いてありますのでこちらを読んでいただけたらと思います。↓

このブログの通り、道は例年以上に歩きづらくなっていますが、
少しでも安全に通行していただけるように、善処しようということで、整備に出かけています。今後も時間を見つけていくつもりですが、元々両手をつきながら登り下りするような道で、さらに落石の危険がいつも以上に高いので、
必ずヘルメットは着用してください
また初心者の方の入山は控えてください。
ヘルメットはかぶっているだけで命が助かることもあります。ヘルメット嫌いの自分でさえ今年は休憩時間の散歩でも着用しています。

重太郎新道の整備はなかなか大変です、資材の歩荷がまずきついし、道がせまく急なため、落石を起こしがちとなるのでかなり集中力を要します。

岳沢パノラマの古ダケカンバ 新緑の季節を迎えました

紀美子平より奥穂方面はまだいつもどおり雪渓が残っています、ですが例年に比べると少ないですね。

全ての歩きづらい箇所や危険を修繕できるわけではありませんが、
タイトル通り、少しでも事故が減ることを願って日々整備に励んでいます。