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夏色穂高

ちょっと前までは山の残雪のことが気になっていたのですが、気が付けば季節はすっかり夏に変わっていました。

今朝、大正池から見た穂高はすっかりと雪も減り、これはもう完全に夏の姿です。(この裏の涸沢側はまだたくさん雪があります~前回のブログを参考に)

ちなみにこの大正池からの景色に説明を入れるとこんな感じ。
赤線は重太郎新道です、急なのがよく分かると思います。

そして、今朝の河童橋はこんな感じ
なんかもう今すぐにでもここに飛んでいきたいような景観ではないでしょうか

一応、小屋の場所を示しておきましょう。
ちなみに河童橋から小屋までの標高差は670m、そして小屋から奥穂山頂まではさらに1020mとなります。

上高地から岳沢トレイルに入ると、深い森の中。
まさしく森林浴を楽しむには最高の原始の森です。

ご存知・風穴は冷気の吹き出し絶好調です。

岳沢トレイル後半は緑のトンネル+時々見える穂高の稜線。
視界が広がらない部分もありますが、夏の暑い日差しを遮ってくれる緑のトンネルはありがたいものです。(岳沢小屋から先、重太郎新道は急な岩場に加えて、強い夏の日差しとの闘いでもあります)

そして、トレイル沿いにはニッコウキスゲも咲き始めました、夏ですね~
吊尾根の雪も消え、この三日間は天気もいいので穂高を目指す登山者がだいぶ増えてきました。まだ梅雨が明けないとはいえ、こういうタイミングを掴むのも登山の実力のひとつ。まだ、この時期の平日は小屋も山も空いていますので、お天気と相談のうえ、ぜひお出かけください。