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2024年の営業について

槍ヶ岳山荘グループの山小屋を利用される方は必ずご一読ください。

続・宿泊について

今年は陰性型の梅雨とでもいいましょうか…
例年であれば6月上・中旬は梅雨入りしたと言っても、あまり雨が降らずに晴れることが多い北アルプスエリアですが、今年はいわゆる「梅雨」のような雨や曇りの日が多くなっています。

さて、先日は小屋の宿泊予約についてご案内いたしましたが、今日は今シーズンの岳沢小屋の宿泊定員についてご案内いたします。

コロナ前:予約50人+予約外枠10人=計60人だった収容力でしたが
コロナ禍:予約32人+予約外枠ゼロ=計32人と、利用者間のスペースを勘案して減らしていた収容数を
今シーズン:予約50人+予約外枠ゼロ=計50人とさせていただきます。

岳沢小屋には二つの宿泊棟があり、木造常設の棟は7.5畳の部屋に6名×4室と従来通りですが

もう一つのプレハブ棟は大きく模様替えをしてみました。
これまでは10畳の部屋×3部屋でしたが、全体を大きな「大部屋」とすることにしました。
まんなかに通路、その左右に1人1畳でのお部屋割りです。

また従来の仕切り壁を使って、一番奥には女性専用スペース、また2名様用コンパートメントも作ってみました。全員分とはいきませんが、枕元の仕切り板もあるので個人個人やグループ間の仕切りにご利用いただけるかと思います。昨年のプレハブ棟への畳の導入と合わせて、プレハブ棟の居住性がかなりアップできたかと思います。

ただし、宿泊の予約制が定着してきたいま、予約外枠を確保して収容数を抑えることは経営的に厳しいので、来るか来ないか分からない「予約外」用の部屋の確保はやめました。
ですので、満室時には小屋内に宿泊できるスペースは、不測の事態であっても一切残っておりません。
仮に「穂高方面からの下山が遅くなって上高地まで下りられない」という方は小屋の脇にテントを張ってお休みいただくことになるかと思いますことはご承知おきいただきだいと思います。

さて、今日は槍ヶ岳山荘のスタッフが遊びに来てくれたので第3回のカレーバイキングの試験運用です。
先日のヘリで新たな器具が荷上げされ、だいぶバイキングっぽくなってきています。
試験の回を重ねるごとに学ぶことがたくさんあります。
そして、今回は我々も食堂で同じようにいただきました。
結果、「これ、楽しいですね (*^▽^*) 」


今後、お客様が5名以上の日であればカレーバイキングを実施したいと思っています。