BLOG槍沢ロッヂのスタッフブログ

関東甲信も梅雨入りとなりましたが、多少の天候不安定さはあるものの、今朝も良い天気となりました。
例年6月中旬以降は梅雨入りということで登山者は少ないものの、今年はさらにコロナが追い打ちをかけて、ヒマヒマな槍沢ロッヂスタッフは晴れた日は外仕事に出かけるしかない次第です(笑)

ここ数日の作業現場のババ平（テント場）はサクラが開花し、良い季節を迎えています。

さて、その作業内容はというと石組み（蛇篭）や河川の流路変更など。

6年前の2015年、テント場の大規模改修を行った時に少し残していた作業区間から増水時に氾濫を起こしてテント場が水浸しになることがあるということで、当時の残りの材料を使って石垣を組み…

河原から集めた石を入れていきます

里の河川工事では重機を使って楽々こなす作業もここでは手作業です
（テント場にも重機はあるのですが、今回はそれほどの作業量でもなく、若いスタッフに山小屋の作業というものを知ってもらうためにスパルタ手作業というわけですが…）

蛇篭が足りない部分は大きな石を集めて堤を作り、

氾濫時の沢の流路が変わるように掘削して、今回の作業は終了です。
あとはほどほどの大雨が降って、狙い通りに水が流れてくれるといいんですけどね。（想定以上の大雨となってしまったから、こんな手作り堤防は壊されるでしょうからｗ）