2025年の営業について
2025/08/22
今シーズン、小屋で登山靴のソール剥がれの方を散見します。年配の方が多い印象です。
山を登る者にとって登山靴は自分の身体の一部みたいなものです。苦楽を共にし、槍穂高縦走などの岩稜歩きにおいては命を預ける物でもあります。
小屋の靴置き場を見ても手入れされている靴は一目瞭然です。それは新しい・古いでもなく、高い・安いでもなく、どれだけ大切にされてるかという靴からの発信みたいなものです。
毎年一回ぐらいはあまりにもいい靴を見つけると、持ち主に声をかけたりしてしまいます。
去年は親子のお客様で息子さんの靴があまりにもいい靴に見えて話を伺うと、お兄ちゃんが履いてたものを引き継いで履いてるとのことで、下山後に軽くメンテナンスしてますがとお父さんは言ってましたが、明らかに靴からオーラと喜びの発信がでてました。
登山靴なんてインソールや靴下の使い方でハーフサイズぐらいは微妙な差であります。同じ靴、同じサイズでも個体差があり、それぞれが違うものです。その中で自分が選んで、自分と一緒に旅することになった唯一の相棒を、どうか愛着をもって愛でて頂きたいものです。
長い間ほったらかしにしていた靴ではないのか、手遅れになった靴ではないのか、靴底や側面に大きな痛みはないのか、今一度確認して山に入って下さい🙇
ご一読頂きありがとうございました。道具の使い方については是非とも「新庄 グローブ」で検索してみてください👍どなた様かは存じ上げませんが、とてもいいブログがあります。