2025年の営業について
2025/06/25
本日(6/25)づけの槍沢登山道2600m付近から上の登山道状況をお伝えします。
標高2600mは、登ってきて初めて目の前に槍ヶ岳がみえる場所で、通称「グリーンバンド」と呼ばれます。
その手前に「横沢」という、夏場の最終水場となる沢があり、現状はそこを30m程トラバースする所から森林限界上の雪が残る所がでてきます。
都度雪切りは行いますが、雨がしっかり降った直後などは流れてしまい、雪切りした道がなくなってしまうとアイゼンは必須となります。
グリーンバンドを夏道上に横断します。残雪期はここから上まで雪上を直登できましたが、雪解けが進み本日からは通常の登山道をお使い下さい。
グリーバンドを横断するとヒュッテ大槍への分岐や播隆窟があるところまで50m強雪上歩行です。ここと播隆窟の上が雪が残っており、旗竿は立てておりますが倒れると道をロストしやすいのでこちら悪天候時は注意が必要です。
播隆窟上の雪渓をこちらも50m強登ると長い夏道上に戻り、その後殺生への分岐手前に20m程のトラバースを終えるとそれより上は雪を踏むことはなくなります。
殺生ヒュッテ下の分岐が傷んでいたので、新しいものを作りました。「槍沢ルート」と「東鎌ルート」に分岐しています。東鎌ルートの方に行けば100m程で殺生ヒュッテに到着します。殺生から槍沢ルートへもショートカットで戻れますので、是非ともお立ち寄りを👍️
最後に殺生からみたグリーンバンドから上のルートをおさらいして終わりです。
もう一度雨が降るとまた雪解けも進みますので、その時はまた✋
皆さま気をつけてお越しください👍️⛰️🏚️✨