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2021年の営業について(2021.8.27更新)

紅葉情報vol.6、表銀座編

秋晴れ続きます♪
そんな良い日和の二日間、南岳小屋スタッフが大天井ヒュッテのメンテに出かけてきました。

噂によれば、この紅葉と天気のベスト日程を狙っていたのではとも言われていますが、いえいえ3週間も前に決めた日程ですので(笑)
さて、小屋でどんな作業をしていたとかはどうでもいいですね。今日は見頃を迎えた表銀座縦走路の紅葉の状況をお伝えいたします。(夕、朝の牛首展望台からの風景も今回は割愛です)

すでにヒュッテ(標高2650m)の前が紅葉のベストシーズンでした。
一日目(昨日)は薄雲の広がる天気で、写真を撮るにはイマイチだったので、全て帰りに槍ヶ岳へ向かいながら撮った写真になります。

小屋からビックリ平まではダケカンバの中にナナカマドが点在する林の中を歩きますが、時々視界が広がるポイントからは槍ヶ岳と色付いた木々が絶妙なバランスで展開します。

赤岩岳付近から振り返ると牛首(中央)と大天井岳(右)の鞍部に見える小さな赤い点が大天井ヒュッテ、まさに森林限界に建つ山小屋ですね。

表銀座の最高の見頃は西岳~水俣乗越間です。ちょうど標高では2700~2500mくらいがみごろとなります。
また画面左下に見える槍沢の紅葉もなかなか良い具合になっているようです。

大曲りの上(丸山下部)からグリーンバンド下あたりをクローズアップしてみました。全体に黄緑色に色付くダケカンバの中に一本の赤い帯。

槍ヶ岳と真っ赤なナナカマドが撮れるスポットとして人気の天狗原入口のナナカマドの群落はすでに見頃となっています。これは予想より早い色付きです。今年は雪が少なくて、早い時期から雪面から露出していたせいと、ここ数日の冷え込みで一気に色付きが加速したようです。ここの写真を撮るならこの週末が狙い目ですね。(槍沢全般で言えば、今週末~来週末くらいが見頃)

さて、表銀座の紅葉に話しを戻すと、水俣乗越付近では黄色に赤に黄緑が混ざってちょうど良い頃合いの斜面のバックには南岳と中岳が。

ニセ乗越付近では道の両サイドにナナカマドが赤く色づき、その間から槍ヶ岳が覗くポイントもあります。

そして東鎌尾根の第一展望台のナナカマドとカエデもきれいでしたね。
お天気はこのあと雲が広がり、またこれより上部はすでに見頃過ぎでしたので写真は撮らず、南岳へ急いで戻ってきました。
この週末、槍ヶ岳を目指す方は
槍沢に泊まり、翌日は大曲りから東鎌尾根へ上がり、ちょっと西岳方面へ寄り道をしてから槍を目指し(槍泊)、翌日は下山の途中に天狗池へ寄り道するようなプランがベストでしょうね。


なお、大天井ヒュッテは今期休業、ヒュッテ西岳さんもすでに今期の営業を終了しています。トイレも水も使えません。
今朝、小屋で作業をしながらふと見ると表銀座縦走の登山者が何人か小屋の裏手へと入り込んでおり、なんだろう…?、と見に行くと小屋の裏手で平気な顔して用を足していました。小屋の敷地は国から借地料を払って借りているわけで、その行為は人の家の庭で用を足すのと同じです。よくよく見ると用足し後の紙もそこかしこに点在していました。ま、これ以上は言いませんが、人間として当たり前のモラルを持って登山を楽しんでいただきたいと思います。

では、最後に予約状況です。
今期の営業もあと10日となりました。