2025年の営業について
2025/08/17
山の日~お盆休みの最大9連休も最終日となりました(8月17日)
9連休の初日だけ良い天気のあとは大雨が続き、上高地の通行止め・新穂高側の登山道も増水で通行不可と、困った・困ったの連休中盤でしたが、最後は14日から穏やかな天気が続いてくれました
夏の前半ほど安定した夏空ではなく、湿った気流の影響を受け、風は強め・気温も低め・霧の流れやすい天気ではありましたが、雨が降ることはほとんどなくて、総じて良い天気になってくれたようです
15日をピークに小屋泊もテント泊も賑わい、大雨時の登山者ゼロの3日間を取り戻すかのようでした
こちらは夕食後の県警の救助隊員による安全講話
相変わらずあちこちで遭難が多発していますが、南岳周辺では特段の事案もなく、平和な毎日でした
テント場にはトウヤクリンドウが咲き、秋の気配が強まって参りました
小屋前に通う雷鳥のヒナもだいぶ大きくなりましたが最初の5羽から2羽へと減ってしまいました
悪天候の3日間が2回もあったので、嵐を越えられなかったのでしょうか…
(雷鳥のヒナは自身で体温を維持できないので、寒さには弱いのです)
あるいは、山頂付近でホバリングしているハヤブサを何度か見たので、捕まったのかもしれません
標高3000mではすっかり秋の気配ですが、週間予報を見ると里や山麓ではまだまだ夏空が続きそうです
オマケ
里の気温が高いと上昇気流に乗って、たまに蝉が飛んできますが着地した現地の気温が低いので(撮影時12℃)、蝉はほとんど動けません(目の前でスマホ構えても逃げないw)
蝉が小屋の近くで鳴いているのが聞こえたら、探し出して捕まえて風下側へ飛ばしてあげるのも我々の任務なのです(ヒマな時限定)