2025年の営業について
2025/07/22
こんにちは。南岳小屋スタッフのNです。
昨日初めて南岳新道を歩く機会があったので、初心者として感想をお伝えできればと思います。
南岳新道は槍平小屋(1987m)と南岳小屋(2975m)をつなぐ登山道で、
標高差は約1000m、水平距離約2kmのかなりの急登です。
事前に聞いていた話では、中級者向けの道で、特に降りは難易度が上がる、そんなイメージを持っていました。実際に行ってみると、その意味がよくわかりました。
小さな鎖場、ハシゴがいくつもあり、バランスを取って慎重に歩く場面が多いです。
また、朽ちた木道や段差の大きな岩場、木の根など、足の置き場を常に観察して歩く必要がありました。
常に気を使いながら、体幹を使いながらの歩きとなり、正直とても疲れました。
今回は晴れていましたが、雨の日なら尚更かと思います。
また樹林帯は道幅も狭く、ほとんど休憩できるところがありません。
雪渓も切っていはいますが、今現在まだ残っています。
とはいえ、道中の景色は抜群で、慣れた方には是非来ていただきたい道でもあります。
この道からしか見られない穂高の風景や、緑の綺麗な中岳の斜面、高山植物の数々が見られます。
中盤の木道辺りにシャクナゲの蕾が沢山あったので近々お花畑が期待できそうです。
ではまた。