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2021年の営業について(2021.8.27更新)

登山道を未来につなごう

という運動が明日から実証実験という形でスタートします。
↓ニュース記事
https://www.yamakei-online.com/journal/detail.php?id=6370

北アルプス登山道等維持連絡協議会のページからも寄付を受け付けております。
https://nationalpark-japanesealpstrail.jp
とてもいい取り組みだあと思うので、自分も募金しようと思います。

小屋の前にも募金箱を設置しております。入れてくれる方は1000円とか入れてくれるんです。ご理解ご協力ありがとうございます! 
ただ印象としては入れてくれる人の絶対数が少ないです、登山道が無ければ登山という最高に楽しい遊びはできないわけですから、維持への協力ぜひお願いいたします。

当小屋は女子も登山道整備に駆り出されます。登山道整備をしたい女子はぜひ当小屋へ笑

我々山小屋スタッフは、
晴れれば、登山者の方々への温かい食事、フカフカの寝具、清潔なトイレの提供などのおもてなしに精を出し、
雨が降れば登山道の草刈り、石積みの補修、倒木の処理、看板の作成維持補修、水の確保など、
とにかく登山者の皆さんが山を楽しむために、必要なこと、様々なことを、少ないスタッフで、
自然環境厳しい中、建物の補修維持も並行して行いながら、三度の飯も作りつつ生活しています。

登山道の維持管理作業、時間をかけてゆっくりやりたいですが、そこに割く人件費がこの様なご時世で多くはかけられないのが現状です。
個人的な感想としては、このような取り組みで、登山道の維持にお金が集まり、維持に時間もお金もかけられれば、登山道を守り、登山という余暇の楽しみがこの先も続けられるのかなあと思いますし、同時に山の環境を守っていくことができ山を愛するものとしてはうれしい限りです。

登山道の維持管理は日常的に行わないとならないもので、荒れだすと一気に崩れたりすることもあります。
登山道が荒れれば、その周辺が崩れたりして、道を守ってくれている植物たちが死滅して、土砂が流出して山の環境そのものが損なわれていくものです。

最近思うのは、 登山道が荒れる、崩れるような歩き方をする人が増えたなと思います。 自分の一歩が山の環境にダメージを与えているんだということが分かっていない人が多すぎます。
山は登山する人たち全員にとっての貴重な財産です。足の置き方ひとつで登山道に与えるダメージは減るもの、崩れやすい場所、脆い場所など痛めてしまいそうな場所では少し意識して、道を傷めないような歩き方をするのは普通のことだと思います。この募金活動だって、道が荒れなければ必要ないわけです。
みんなで登山道を大事に使いましょう。

登山道入り口にも立派な看板が設置されております


ちょっと話は変わりますが、
落ちているごみの量も増えました。(ごみを落とすような場所に収納する(ポケットやザックのサイドポケット、などザックの外側につけるなど)未熟な登山者が増えた)
ごみは落としてしまうものです、私も気をつけていても落としてしまうことあります。だから見つけたら極力拾うようにしています。
皆さんも見つけたら1つでもいいので拾いませんか?
全国の小屋番たちが1シーズンで拾うゴミの量は相当な量だと思いますよ。それだって自分たちの休暇の登り降りの時に行っているんです。
山の環境を維持するためがんばる全国の小屋番の皆さん、
いつもありがとうございます!!!!感謝しかありませんよ本当に。

明日からいよいよ3連休、台風の影響もそこまでひどくなさそうです。皆さんぜひ山へお出かけなさって、少しでいいので募金にご協力をお願いします。