2026年の営業について
2026/10/29

昨日、今期初冠雪となり、様子を見に前穂高岳へ行ってきました

結果、前穂高・奥穂方面の通行は不可と判断しました
理由は最後に述べます

小屋付近はもう積雪はありませんが、2300m付近からは雪道となります
岳沢パノラマも岩の雪で見えません(手で雪を払ったけど、凍って字が見えない)

この岳沢パノラマあたりの登山道の様子はこちら
まだ注意深く行けば大丈夫な程度

そして雷鳥広場付近まで来るとこの積雪
奥穂方面が真っ白でキレイですが

この先、紀美子平直下の鎖場までくるとかなりシビアです
登りはともかく、下りはなかなか大変です
普段はここの鎖は使わずにおりますが、今日はさすがに全体重預けて下りました

そして紀美子平
ここから先はさらに困難

紀美子平から前穂までの中間の標高3000m、吊尾根越しに槍が見えるとこでタイムアップ
ここから先、さらに慎重に進む必要があり、お昼ご飯までに小屋に戻れなくなりそうなので、ここで引き返しました
しっかり雪が積もれば、雪に慣れたものなら歩きやすいのでしょうが、これくらいの10~20㎝くらいの積雪というのが一番歩き辛い

明日からは再び雪となり、積雪がさらに増えそうということで、もうトレイルクローズとさせていただきました
昨日、岳沢小屋から穂高岳山荘へ向かった人が到着しないと17時に山荘から連絡があり、結局日没後の18時に穂高岳山荘に到着したそうです、岳沢から12時間ですか
そして、今日は朝、穂高岳山荘を出発したという人が17時になって、「泊まれますか」と雷鳥広場付近から電話をかけてきました。もうバテバテでと言っていたそうですが、果たしてこの人は小屋に辿り着けるのでしょうか?
というか、穂高岳山荘から奥穂の山頂までの間で「これはヤバい!」と普通は気付くと思うんですけどね。
仮に奥穂山頂まで行けても、そこから先のノートレースの吊尾根を見て、「これは無理!」と普通は判断すると思うのですが、もう両者とも遭難してるレベルと言えるでしょう
そんなのが大量発生する前にもう閉鎖するのが賢明と判断しました
次の週末から文化の日にかけて穂高岳山荘を目指す方は涸沢経由で行ってください