2024年の営業について
2021/10/24
こんにちは、とっても寒い槍沢ロッヂです。
朝晩の冷え込みが厳しさを増し、水道管も凍ってしまう今日この頃です。
なんてったってサ・ム・イ‼ 最近の私の口癖は、サササか、サムイ、になっています(笑)
なぜ、こんなにも寒いのかというと、答えは槍沢ロッヂの日没時間にありまして、下界の平地では考えられない13時です。横尾尾根に太陽が沈み、槍沢に一気に極寒が押し寄せてくるのです。
エンジンは定時で切ってしまうので、電気を使うストーブなど到底使えず、着れるものを着こみひたすら暗い館内で寒さに耐えています。
なぜ、暗いのかというと、エンジンを切りブレーカーを落としている上に、小屋閉め作業の一環で窓という窓やトイレ前上部の屋根にいたをうちつけたりしているので、外から光が入り込めないからです。
でもご安心を!
お客様が来る夕方頃にはしっかりと館内は明るさを取り戻しておりますので!
そして、その小屋閉め作業に伴い、小屋内のいたる所にサポートという、厳冬期に雪の重さから小屋を内側から支えてくれる大きな木材があります。身体をぶつけてもケガをしないように毛布を巻いてありますが、近くを通る際は頭上に充分お気を付けください⚠
また、館内のトイレは小屋閉め作業の関係で男女共用になりましたので、ご理解の程よろしくお願いします🚽
さて、本題に入ります。
本日をもちまして、ババ平キャンプ場の営業は終了となりました。
テントは通常通り張って頂けますが、水場とトイレは撤収しましたので、水はロッヂ外にある水タンクから必要な分を汲み取っていってください。
また、トイレも閉まりましたので、携帯トイレを必ずお持ちください!
幕営料金は無料となります。
なお、ロッヂ横のヘリポートにもテントを張り幕営することが可能ですが、その場合は今まで通り幕営料を頂戴いたします。
他にも、水場に水を送っていた長くて重たい黒いパイプをジョイントをパイレンで外しながら、水源からババ平の管理棟横まで引っ張って来たり、作業用車をブルーシートで包んだりしました。
パイプ内の水が凍り、細長い氷がニョキニョキと?次から次に出てきて、それは面白い光景です。
作業中は暑くなるので、この天然氷の美味しいこと!作業にいそしむ男性陣の横でひとり氷をガリガリ…(もちろんちゃんと仕事もしています)
そして最後は私、人生初歩荷をしました。背負ったのはユンボのバッテリーです。感想:おもかった。
以上槍沢ロッヂでした!
下界は冬に向かいつつある中、山はもう冬ですので防寒対策を忘れずに、気を付けてお越しください。