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山を登ってて嬉しかった瞬間 

今朝の気温は3℃ 小屋の屋根上にも霜が降りていました。天候は朝からくもり、時折晴れ間が見える風の強い一日でした。

今年はナナカマドとダケカンバの色づきのタイミングがだいぶ違っています

紅葉の見頃はすでに小屋周辺から下標高2000Mよりも下部へと移っていますが、小屋周辺でも、残雪が多く残っていた場所などでまだ晩秋の紅葉を楽しめる木々があります。

カモシカの立場まで行くともう冬の到来を待っている感じでした、地面に霜柱がたっている場所も見受けられました。冬はゆっくりですが確実に近づいているようです。

テント場の七色ななかまど まだまだこれから楽しませてくれそうです。

最後に登場のこちらの男性(写真が下手でごめんなさい)、スペインはバルセロナからやってきた方なのですが、その驚くべき行動に私、感動してしまったんです。
私が後ろから歩いていて、抜かそうと思ったその瞬間に、登山道上に落ちていたビニールの小さいゴミ片を拾い上げて、ポケットへとしまったのです。
ワオ! アリガトウ!! と思わず声を上げてしまいました。いや本当にうれしかったんですよこれが
遠い異国の地へ一人旅にきて、トレッキングに出かけた山でゴミを持ち帰る、なんてすばらしい行動なのでしょう。
前日に心無い人が小屋のトイレに、コンビニの弁当ガラを捨てていったのを発見していた私は、世の中悪い奴ばかりじゃないんだなと心洗われた次第であります。
そこでこの登山道上に落ちているゴミについて私が日々思っていることを少し書こうと思います。

登山道上に落ちているゴミで一番多いのは、小さいキャンディーなどの入ったビニール、ストックの先端のキャップこれが2大巨頭ですね。毎回上り下りの度に拾っています。これは私も含めてですが、そういった小さいゴミって落としたことに気づいてなかったりします、ポケットに入れたつもりが入ってなかったり。
また落としてしまったけど拾えない場所まで飛んでいってしまったり。皆さんもご経験あるはずです。
だからゴミは見つけたら、無理のない範囲で拾いませんか? 急いでいたり、登り始めだったり、体力に余裕がないときなんかはいいです。でも気持ちに余裕があって、山に、自然に楽しませてらったなと、ふと思っているような時、ゴミを見つけたら、1つでいいから拾って、山を元の姿に戻してやって下山しませんか? 
きっと、自分も気づかぬうちに落としていることあるんだから、山にもともと無いものは持って帰ってあげましょう。
それが山登りを楽しむ人の山に対する心意気というかなんというか、こんだけ楽しませてもらってるんだから、ゴミの一つくらい持ってかえろうや!と思うわけなんです。(もちろんたくさんごみを拾ってくれる登山者の方々がいっぱいいるのも知っています。イツモアリガトウ!) と思っていることを書いてみましたが、正直このブログを見ている方々はやってくれているので、誰かこれを最近増えてきた山のマナーというか山での当たり前のこと、ゴミは持ち帰ろう!というのを知らない「週末は山へ!」なんていう雑誌を一回読んだだけで登山に来ちゃった層の方々に周知する方法をご存知の方はよろしくお願いいたします!広めといてください。

長くなりましたが最後まで読んでくれた皆様ありがとうございました。
そんなわけで最近上り下りした中で一番嬉しかった瞬間でした。