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トップページ岳沢小屋スタッフブログ2017年06月|6月14日、前穂高岳ルート状況

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6月14日、前穂高岳ルート状況

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例年、この時期はあまり登山者がいないものなのですが、ここしばらく天気の安定する予報が出ているためでしょうか、前穂高岳のルートに関する問い合わせの電話が相次いでいます。

・重太郎新道は通れるのか?

・奥明神沢やダイレクトルンゼの様子はどうなのか?

確かに、ここしばらくは前穂に関する情報を出していませんでした。

というわけで、2時起きで朝仕事の前に前穂まで様子を見に行ってきました。

 

登りはまだ月明りのみで写真は撮れていませんので、まずは今朝の山頂の日の出からです。

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関東方面は雨との予報だったので、日の出は期待していなかったのですが、太陽の出る北関東あたりの上空は天気が良かったようで、なかなか良い日の出を眺めることができました。

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涸沢カールはまだまだ雪たっぷりですね~

 

そうなんです、今年は本当に残雪が豊富です。

そのために奥明神沢やダイレクトルンゼの状況も例年の5月末頃くらいという感じで、今日もダイレクトルンゼ経由で難なく登下降できました。しかし、それに比例して重太郎新道の残雪も多いということで、引き続き重太郎新道は通行止めです。

もちろん、アイゼンとピッケルをきちんと使える方であれば、重太郎新道の通行は可能なわけですが、重太郎新道を登っている人がいたり、足跡があると心得と装備の無い登山者(特に外国人)もマネをして踏み込んでしまうので、当面は前穂へはまだ奥明神沢経由で登っていただきたいと思います。奥明神沢の雪渓を登っている様子を見ると、心得の無い人は絶対にマネをしようとは思いませんので。

なにより重太郎新道ではアイゼンを付けたり外したりの繰り返しで面倒です、奥明神沢~ダイレクトルンゼであれば、山頂までアイゼンを履いたままでいけますし、なにより雪渓を登り詰めて山頂に立つ感覚は痛快ですからね。

 

以下は、山頂からの帰りに見下ろす角度で撮ったルートの写真です。お出かけ予定の方は参考にしてください。

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↑、ダイレクトルンゼ最上部(前穂山頂直下)

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↑、ダイレクトルンゼ中間部

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↑、ダイレクトルンゼ最狭部(通称:ノド)、まだスキーでも滑れるくらいの幅がたっぷりあります

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ダイレクトルンゼ最下部からの奥明神沢最上部

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ダイレクトルンゼ最下部

↑、奥明神沢もコルの直下まで雪がつながっています。

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↑、ダイレクトルンゼ入口(見上げる角度になります)、岩が出始めていますが、少し右から回り込めば難なく通行できます。

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↑、奥明神沢を見下ろす、まったく問題なく通行可能、ただしこの季節は落石が多いので注意

 

写真レポートは以上です。

このルート、今週末はまったく問題なく通行できるでしょう。

来週末でも、この先に大雨が続かない限りは通行できそうな感じです。

 

一方、重太郎新道のほうは7月に入れば通行は可能になると思います。

ただし、吊尾根を経由して奥穂高方面へ向かうのはまだまだ厳しい期間が続くと思います。海の日の3連休までには通行できるよう「雪切り」などの作業は穂高岳山荘さんとも連絡を取りながら行うとは思いますが、上の写真の通り、涸沢カールもまだまだ残雪たっぷりです。涸沢方面へ抜ける、あるいは涸沢から登ってくる方は7月下旬まではアイゼンが必要な状況が続くかもしれません。

詳細は実際に7月にならなければ分かりませんが、「今年の槍穂は雪が多いらしい!」ということは頭の片隅に入れておいていただければと思います。

 

以上、朝駆け前穂から下山しての朝イチレポートでした。

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